月刊ホームステップ通信Vol.77-2面
REFORMTOPICS

■■■お正月対策

早いもので今年もあと1カ月余り。この間に、やることは結構多いもの。年賀状書きに、お歳幕の手配、忘年会、クリスマス、・・・そして、大掃除。この大掃除、いざ始めてみると意外に時間のかかるもの。しかも、年末ぎりぎりに持ち越していると掃除だけではすまないところも出てきたりして、お正月を前に大わらわ。
こんなことにならないよう早目早目に取りかかりましょう。



大掃除のポイント

掃除方法は人それぞれ。ここでは、ポイントをご紹介します。きれいにしたいのは誰も同じ。でもあまり特間をかけすぎるとイヤになってしまいます.時間とお金をかけず、効率よく行いましょう。
●掃除を始める前に道具の準備
・ピニール手袋
・ボロ布、使い捨て雑巾
・軍手
・ティッシュ、ペーパータオル
・マスク
・各種洗剤
・雑巾
・新聞紙
・お湯
細かい汚れ落としに
・古歯ブラシ
・割り箸
・耐水サンドペーパー
・竹串
●汚れがガンコなものはつけおき洗いに
出掛ける前や大掃除の最初にやっておくとロスがない
・換気扇、レンジフード、三角コーナー
・・・・ついでがあるものはスペースが許す限り一緒に
・便器、浴槽、浴室タイル(カビのひどいところ)
・・・・ティッシュ、ペーパータオルを貼り付け、
    そこに洗剤等を含ませ”湿布”
*便器に湿布したものは必ず回収し、そのまま流さない

大まかな汚れを取ってから
掃く
床等は、まず掃くか掃除機をかけてから
天井等もはたきで払ってから掃除機の先に
ぼろ布、はたきをつけてかけるのも一案

拭く
新聞紙、ぼろ布などで取れる汚れは取る(汚れたらどんどん捨てる)
洗剤とお湯で大まかに拭き、取れる汚れを取る

こする
専用の洗剤、漂白剤を使ってこすり落とす
細かい部分の汚れは、上記の道具を使い直接こするか、布を巻き付けてこする
ビニール手袋の上に軍手を付けて、指を使ってこするのも一案

仕上げ
汚れを落としたら、汚れがつきにくくする対策を
・換気扇・・・・・・仕上げ剤、汚れ止め剤
・床・・・・・・・・ワックス(滑りにくいものを)
・浴室タイル等・・・カビ止め剤
・レンジ回り・・・・アルカリ洗剤をスプレーして拭いておく
 *レンジカバー、換気扇カバー、シートなどで防止する方法も



自分でできる補修
掃除をしている最中、畳やカーペツトの焼けこげ発見、また、和室の土壁がボロボロと落ちていた、など思わぬキズや汚れを発見した場合でも、少々のことであれば自分で直せることもあります。

じゆらく壁、繊維壁
専用の壁押さえスプレーなどもありますが、アイロンがけに使うスプレーのり、木工用ボンドを10倍に薄めたものを使って押さえることもできます。
はがれが大きい場合は、修正はしにくいので塗り替えをお勧めします。

カーペットの焼けこげ
・ウール製
・・・・歯ブラシなどで強くこすると、目立たなくなる
・アクリルなど化学繊維
・・・・溶けたようなこげ跡をカッターでできるだけ削り取り、隅の目立たないところから繊維を集め木工用ボンドで貼り付ける(カーペットによってはうまくいかない場合もある)