___________________________________R E F O R M T O P I C S

 

改 装

 

水廻りを広く取り、動線をスムーズにさせました。このため、和室は、8畳から6畳に。段差もすべてなくしました。

間取り図面

トイレ
トイレ
車椅子でも楽に動けるよう横幅を標準より30センチ弱広く取り、ゆったりさせる。

ユニットバス
ユニットバス
洗面台をおける台も付いている。

引き戸取っ手
引き戸取っ手
それぞれ上から下までの握りバーを付け、誰でも開閉しやすく。
手すりを兼ねているが、引き戸と同じ色合いなので、自然な感じに。

リビングのガラス戸
リビングのガラス戸

和室

和室
スペースをフルに活用し、押入と神棚を。収納も広くなる。

この他、キッチンの水栓金具を「上げると出る」方式のものに取り換えました。以前紹介しましたが、今後すべてレバー式の混合水栓は「上げると出る」方式に統一されます。今回リフォームする箇所は、もちろん「上げると出る」方式になりますが、キッチンはもともと「下げると出る」方式で、リフォーム後、同じ家の中で違う方式の水栓金具が存在することになるので、これを避けるため交換しました。今後、水廻りのリフォームをされる方は、水栓金具の統一も考えられるといいと思います。また、リビングのガラス戸は飛散防止フィルムを貼りたいとのことで、当初、当社側で施工することになっていましたが、ご主人自ら貼られるということで当社から購入するのみという形になりました。家族ぐるみで住まいづくりに取り組むのも、家に対する愛着がわいていいと思います。

***電化製品の修理と住まいのリフォーム***
 「ホームステップくらぶ」を開催し始めて一年が過ぎました。「くらぶ」でみなさんといろいろお話する中で、この間、電化製品の修理のことが話題になりました。冷蔵庫が冷えないので見てもらったら、フロンガスが抜けてしまってそれを補充するのに7万円、出張費3千円かかると言われてしまい、新しいものを買うことにされたとのことです。本当は修理したいのですが、新製品の方が機能も良くなって値段的にもそんなに変わらないということでした。
 理屈ではおかしいと思っても、まだまだ有料で修理して使うということが値段的に難しい状況です(やっとこのごろ修理屋さんが出てきましたが。)。電気屋さん自体、修理するよりも新しいものを勧めます。しかし、こうしたことがごみ問題や環境汚染、いろいろな問題になってきていると思います。
 家も同じで、買っていやになったら買い替える、または壊して建て直すことがバブルの頃からいわれてきましたが、やはり今あるものを生かすリフォームにもっと関心を持って欲しいと思います。使う側の希望や予算に応じて、小さな工夫から大きなリフォームまでいろいろなやり方ができるのですから。動線の悪いキッチンや水廻りなども、ちょっとした工夫で良くなると思います。

joho@homestep.com