___________________________________R E F O R M T O P I C S

 

 

·  デッドスペース(死に地)となる部分を生かし、コート、上着掛けスぺースにした。(図1

·  スリッパ立ては作らず、今まで使用していたものを使う。

·  ディスプレイができるように残した壁には、スタンドなどが置けるよう、コンセントを設置した。

(改装後の写真右寄り)

·  多少の圧迫感はあるが、納まりきらなかった靴が納まった分、広く使えるようになった。

玄関は、家族共通の空間です。人が増えれば靴も増え、季節が変われぱ流行の靴が増え、履かなくなったからといって履けないわけではないので捨てずにとっておく・・・といった具合で、靴は増える一方です。納まらなくなったら、その都度収納を増やしていくのもいいですが、最初から大きな収納量のある下駄箱にしておくとよいでしょう。見た目もすっきりします。なんといっても玄開は、家の「顔」です。そして、今回のK邸のように、コート掛けがあるといいと思います。毎日洗うものではないので、掛けておけぱ出掛けにサッと着て出掛けられます。玄関にコート掛けがあるという習慣のない日本ですが、お客様がこられたときも大変便利です。





***色について***
仕事上、全く知らない方の家に伺うことが何度かあります。そこでよく出てくる相談に、「家の中が、ゴチャゴチヤしてまとまりがない。」とか「どうやってクロスを選んだらよいのかわからない。どうしたらよいでしょうか?」といったことがあります。
 家の中はきれいに片付いているのに、ゴチヤゴチヤしているように見える一番の原因は、色の問題です。部屋の中がいろんな色で溢れていませんか?カーテンの花模様、カーペットの柄、椅子のクッションなど色調がとれていないことが多いと、どれもこれも存在感があり主張しすぎてしまいます。カーぺットがとても気に入っているのなら、他の物は柄物を避け同じトーンにするとか、本などは見えないように扉付き本棚に入れるなどあまりいろんな色を出さない工夫も必要だと思います。
 そして、クロス選びですが、家にある家具などを考え同じ色調にすることを心がけて選びましょう。よく、リビングなどをトリム(ボーダー柄)にしてほしいといわれますが、せっかく個性的な柄を選んでも家具が壁をふさいであまり意味がないなどということにならないよう、壁面がどのくらいあるかを確かめてから決めるとよいと思います。
 カーテンがかわいいからとか、クロスがステキだからと単品で選ぶのではなく、全体のことをよく考えて選んでほしいと思います。

 

joho@homestep.com